自分の原因を考えてみること

自分の原因を考えてみること

自分の原因を考えてみること

  いじめに遭っている場合、一方的に相手が悪いとしていてもなかなか解決しないのです。
  もちろんどのいじめでも相手が100%悪いですし、自分を責める必要などありませんが、
  自分の原因を考えるとは、自分を守るためにすることであり、
  それをしたかによってその後の人生は大きく変わってきますので、
  『いじめられていて毎日苦しい』こんな人は感情的になったり、『いつかアイツらを苦しめてやる』と考えたり、
  一人でキレてしまうのではなく、
  『なぜ自分はいじめに遭っているのか』ということを冷静かつ真剣に考えるようにして、答えを見つけてみましょう。

  私の場合『からかわれても、それを止めさせるほど相手を懲らしめなかった』ということが原因でした。
  からかわれると相手を追いかけて行って、捕まえたらそれなりのことはするんですが、
  泣かせたり怪我をさせるまではしなかったため、だからこそ治まらなかったのです。

  それどころか、『からかうと追いかけてくる』ということがあったため、
  『アイツをからかうと面白い』と言われるようになり、いじめに加担する人間が次第に増えていきました。

  最初は3人だったのが、最終的にはクラスの半分くらいになっており、
  その頃には追いかけたりやり返す気力もさすがに無くなっていて、そのままからかわれる人になってしまったのです。

  このように、初動を間違えるといじめは大きくなるのです。
  私の例で言えば、『からかったことを後悔するくらいにボコボコにすること』これが正解だったはずです。

  ですが私は、父親から『顔は殴っちゃいけない』という変な教えを受けていて、
  またそれに忠実に従ってしまったからこそ舐められたのです。

  また喋ることも苦手だったため、言葉で言い返すこともできず、
  結果的に『いじめが小学校から始まり、社会人を脱落するまで続いた』となりました。

  こうやって考えていくと、どうするべきかが分かってくるでしょう。
  とはいえ私も、『今だからこそ冷静に考えて、あの時の対処が分かる』というものではありますが、
  それでも答えって『舐められないこと』この一つに尽きます。

  自分が舐められなければいじめに遭うことなどありませんから、
  『いじめられるということは舐められている』これを理解して、勇気を持って強くなるようにしましょう。


  いじめられている時に大切なことは『一度やり返す』ということです。
  これができれば負けない気持ちを身に付けることができます。

  もちろんやり返したことによって『さらにいじめが加速する』という可能性もあります。
  ですが、そうなったら自分も前回以上にやり返せばいいのです。

  結局、自分が強くなる意外に止めさせる方法ってありませんから、
  『我慢する』という選択だけはしないようにしましょう。
  経験上、我慢しているとエスカレートしますし、相手は『していいものだ』と捉えます。

  またからかわれた時にヘラヘラしてしまう人も、『本当は嫌だ』という気持ちなど理解されません。
  嫌なら嫌ではっきり伝えること、また嫌われていいのです。   むしろ自分をいじめる相手になど徹底的に嫌われましょう。

  自分も相手のことが嫌いなんですから、それでも全然問題ありません。
  思いっきり嫌い合って、お互いに関わらないまでになりましょう。