無視することも有効

無視することも有効

無視することも有効

　　いじめのタイプが挑発ならば、無視することが有効です。
　　無視というのは『その人間が存在していないものとする』これになりますから、
　　言葉に対しては一切反応しないのです。

　　挑発してくる人間は『反応をみたい』という特徴があるため、
　　無視されるとつまらなかったり、自分が不快になります。

　　こういう人間は挑発することによって焦らせたり怒らせたいことが多いので、
　　『敢えて無視』これが有効と考えられるでしょう。

　　ですが無視する時にもポイントがあって、『ただ聞こえないふりをする』ではダメな時もあります。
　　それをしていると一方的に言われ続けるということもありますから、存在しないものとするとしながらも、
　　『聞こえている』ということはしっかりアピールするのです。

　　つまり『聞こえていながら敢えて反応しない』これが無視です。
　　例えば相手が挑発的な言葉をしてきた時には、うっすらと嘲笑を浮かべて勝ち誇った顔をして無視をすること、
　　これをすると『笑われた』『無視された』というダブルパンチによって、
　　想像以上に相手にダメージを与えることができます。

　　もちろん相手が『何笑ってんだよ』と言ってきたのなら、『さらに嘲笑しながら無視』これが正解です。
　　要するに、『言葉では返さず表情で返す』これが無視をするということなんです。

　　誰でも笑われることは嫌いですから、そうやって笑いながら無視する人間にはなかなか手を出してきません。
　　また、無視した結果相手が暴力に切り替えたとなった場合、
　　その時は自分も無視では対応できませんので応戦しましょう。

　　暴力に対しては暴力で返すことが絶対ですし、それ以外の答えはありません。
　　むしろそこでやり返さなかったら『やっても大丈夫』と思われます。
　　ですので、『無視をするのは言葉まで』これを十分に理解した上で対応することが大切です。


　　『相手がこうきたらこう返す』これを決めて練習しておくと上手くいきます。
　　特にやり返す習慣がない人の場合、とっさに反応できないでしょう。

　　ですがこれは慣れですから、慣れてしまえば相手が大勢でも対等に戦えます。
　　１対複数でも勝てる闘いもありますから、諦めないことです。

　　また、『相手の心理を知ること』これも重要になりますし、
　　それが分かるとどんな対処が適しているかが分かってきますので、
　　『何が最も嫌味になるか』これを考えるようにしましょう。