大人の言うことが正しいとは限らない

大人の言うことが正しいとは限らない

大人の言うことが正しいとは限らない

  『いじめられている時に親や教員に頼ること』こんなこともあるでしょう。
  これは『相談できる人とできない人』とがいるでしょうが、できるタイプの人の場合、
  まずは教員など、身近な大人に相談するのではないでしょうか?

  とくに小学生や中学生ならば、『大人は絶対』と考えることもあるでしょうし、
  相談すれば力になってくれると思うことも当然あるでしょう。

  ですがはっきり言って『そこまで頼りになる大人は滅多にいない』これが現実ですから、
  たとえ大人に相談できたとしても、あまりその言葉は信用しないようにして、
  最終的には自分がどうやって行動していくか、これを大切にしましょう。

  というのも、『人から頼られる』『依存される』これは大変なことなんです。
  いじめの相談を受けることは依存されることに近いですから、
  それをされた教員の中には『面倒なことを聞かされてしまった』と感じる人も少なくないはずです。

  実際に『教師が一緒になって生徒をからかった』という事件もありますよね。
  特に近年では教員の質も低下していますし、人の気持ちが分からない大人も増えていることから、
  いじめられている辛さを理解できないことも多いのです。

  このような状況下では、『教師だから本当に信用できる相手』とは限りませんので、
  例えば『俺に任せておけば大丈夫だ』『俺が何とかしてやる』と教員に言われても、
  それを鵜呑みにはしない方がいいので注意しましょう。

  また親に相談した場合にも同じことが言えます。
  親の場合教員よりも真剣に考えてくれるでしょうが、
  『親と子では、解決とする結果が異なる』ということもあるのです。

  例えば『からかってくる奴がいる』と相談した場合、『そんな奴無視すればいい』と言われても、
  『それでは収まらないから言っているんだ』と感じることもあるでしょう。

  結局被害に遭っているのは自分だけですし、どうしたいのかを知っているのも自分ですから、
  人に相談をしても解決しない可能性の方が高いのです。

  ですので、大人に頼ることもいいですが、頼るのならば信頼できる相手を選びましょう。
  そうでないと『余計に失望する』となりますから、そうならないためにも誰を選ぶかは大切になってきます。


  またこういう時には、『身近な人間に頼る』これが絶対条件です。
  理想としては『自分をよく知っていて、さらにはいじめている人間についても詳しい大人』です。

  ですので本来教師がいいのですが、担任である必要はありません。担任よりも話しやすい先生っていますよね。
  またはその先生を通して担任に伝えてもらってもいいですし、頼るのならば動いてくれそうな大人がいいでしょう。
  現場にいる人でないと何より状況が分からないため、『親よりも教師』こんな考え方も理解しておきましょう。