職場いじめの対処法

職場いじめの対処法

職場いじめの対処法

　　『大人になってからのいじめ』この代表が職場でのいじめですよね。
　　職場の場合暴力は殆どないでしょうし、それがあったのならば訴えることが何よりベストです。

　　『大人になってまで暴力を振う人間』こういう人間にはしっかり分からせた方がいいですから、
　　そんな時には逃げずにちゃんと訴えましょう。

　　ですが職場いじめの場合、
　　『無視』『省く』『からかう』これが殆どでしょう。特に多いのが『省く』ではないでしょうか？
　　例えば『皆が呼ばれている飲み会に、自分一人だけ呼ばれない』などのように、
　　孤立させられることが圧倒的に多いでしょう。

　　というのも職場では完全無視は難しいですから、それはあまりないはずです。
　　またからかうほど関わる機会があるかどうかも難しいところでしょう。
　　そうやって考えていくと、いじめる機会って省くことになりますし、
　　いじめる側としてはそうやって快感を得ているのです。

　　実際に私も職場で省かれました。先ほど例に挙げたことと全く同じで
　　『皆が呼ばれる飲み会に、自分だけ呼ばれない』という状況に陥ったのです。

　　もちろん気遣ってくれる人はいましたが、主催者が４０歳代くらいの中堅社員だったため、
　　２０歳代の若手がどれだけ気遣おうと限界があり、当然その飲み会に参加することはできませんでしたし、
　　同世代の人たちが憐れんだ目で見ていたことは今でも覚えています。

　　その時は職場だったこともあり、『自分一人だけ呼ばれないことはヤバい！』と焦ってしまい、
　　何とかその中堅社員に気に入られたいと必死になりました。

　　もちろん何故呼ばれないのか？なぜ自分を嫌っているのか？
　　こういう理由は全く分からなかったため、
　　具体的な方法も見つからないままとにかく愛想だけはよくするくらいしかできなかったわけですが、
　　それでも結局、３年働いて辞めるまでの期間一度も呼ばれることはなく、
　　私が感じたことは『一方的に嫌われていた』ということだけでした。

　　結局その中堅が私を嫌っていた理由は『私が楽だと言われる部署に配属されたから』これだったようです^^
　　なのでどう頑張っても何が変わる訳でもなかったのですが、
　　辞めてから振り返ると『やはり方法を間違っていた』と感じました。

　　というのも、『気に入られようと頑張ってしまった』これが最大の失敗です。
　　そもそも相手が先輩でも上司でも、
　　『理由も分からず一方的に嫌ってくるのならば、好かれようとする必要などない』これが答えのはずです。

　　ですので、追いかけないで良かったのです。
　　もちろん当時は『自分だけ誘われない！』『このままじゃヤバい』という焦りがあったからこそ必死になりましたが、
　　そうではなく仕事だけ頑張ればよかったですし、そんな下らない理由で人を本気で嫌うような人間など、
　　むしろ見下せばよかったと本気で反省しています。

　　ですので現在職場でいじめに遭っているという人は
　　『どうしていじめられているのか』『何が原因で嫌われているのか』ということを考えてみてください。

　　意外と原因って、相手の一方的なものであり、無視していいことが殆どです。
　　もちろん私は『結果的に会社を辞めたから言える』ということはありますが、
　　今考えれば、私もその中堅をあからさまに嫌っていれば仲間も増えた気がしています。

　　というのもその人物は『人から好かれているようでいてそうでもない』という人だったため、
　　誰かが立ち上がれば逆転することは簡単だったなと言えるのです。

　　『自分に原因があるのならば謙虚に頑張ること』しかしそうではないのならば戦うこと、
　　これを心掛けて、負けない気持ちを身に着けましょう。


　　職場だからといって、『上司・先輩』これを意識する必要はありません。
　　年上でもダメ人間はたくさんいますから、そういう人に従う必要などないでしょう。
　　無理して気に入られる必要などありません。自分は自分でいいのですから自信を持ちましょう。