全体から省かれた時の対処法

全体から省かれた時の対処法

全体から省かれた時の対処法

  『その環境で全体から省かれる』こんないじめの経験をする人も多いでしょう。
  『クラス全体から無視される』『職場で多くの人間から冷たくされる』など、いじめといっても種類が豊富ですから、
  暴力などのあからさまなものから、無視や省くといった、一見分かづらい巧妙なものまで、
  多くに対処できる必要があります。

  いじめでも『1対少数』これならばまだ対処のしようがあると思います。
  例えば1対10以下くらいまでならば、苦しいとはいえ何とかなるでしょう。

  というのも、相手が10人以下ならば、同じ環境に味方もいる可能性が高いからです。
  いじめられている時に大切なことは『孤立しないこと』ですよね。

  壮絶ないじめに遭っていても、味方になってくれる人がいた場合、それだけで救われるはずです。
  そのためクラスでいじめられていても、1人味方がいるとなればそれで全然救われて、
  乗り越えられることもあるのではないでしょうか。

  しかし省かれるのように全体が相手の場合、味方になってくれる人ってまずいないのです。
  この場合『味方だった人間も、省く側に吸収される』ということが殆どですから、
  早い段階で孤立してしまうでしょう。

  しかもこういういじめって、家族に相談できないことが多いはずです。
  基本的にいじめられていることって恥ずかしく感じますから、それを相談するってなかなか難しいのです。

  かといって教師が気付いてくれるかと言えばそうでもなく、また気付いていても何をしてくれる訳でもなかったり、
  省きの場合『仲間に入れてやれ』と言う、でもないでしょうから、教員側も対処に困る問題だったりします。

  従って全体から省かれた時には、自分で何とかするしか解決策がない訳ですが、
  まず重要なことは『自分も仲間に入れてくれ』『省くのを止めてくれ』『嫌がらせしないでくれ』
  こんな考え方を持ってはならないということです。

  つまり『求めてはならない』ということ。
  そもそも自分に嫌がらせをしている連中としては、そうやって求めてくるからこそ面白がるのです。

  また、『この環境は諦める』という決断が大切です。
  諦めるというのは、『省かれたのならば、以前のように楽しくするなど無理』と受け入れるということです。

  もちろん自暴自棄になる必要などありませんし、
  そんなことをしたら『その連中のせいで自分がつまらない思いをする』となってしまいますから、
  その選択は違うでしょう。

  ですのでこんな時には『リーダー格をしめる』これをすることです。
  結局全体で省いていようと主導者は一人です。またそれが誰かは分かっているはずです。

  それならば、『その一人をやる』というのが最も確実で手っ取り早い方法ですので、
  自分が得意とする方法で相手を懲らしめましょう。

  つまり大切なことは『やられたら黙っていない人間だ』『アイツに何かしたらひどい目に遭う』
  ということを分らせてやるんです。

  省かれようといじめられようと、また相手が大勢でも対処は変わりません。
  重要なことは『誰をしめるか』ですから、やるべき相手が複数いるのなら、
  1対複数とはせずに、一人ずつ懲らしめるようにして、自分の恐ろしさを分らせてやりましょう。


  『何をしても問題にはならない』いじめられている時にはこう思って大丈夫です。
  もちろん犯罪はダメですから、やり方や限度は考える必要がありますが、
  相手としても『いじめている』という負い目がありますから、そうそう反撃してくることはないでしょう。

  『省かれている』こんな時には考え方が大切です。
  『前みたいに楽しくやりたい』『自分も仲間に入れて欲しい』このように求めたら解決しませんが、
  『自分を省いたらどうなるのか教えてやる』と考えると上手くいきます。

  いじめに対しては負けない気持ちを持つことが大切ですから、いじめられた時点で優しさは捨てるようにしましょう。